2012.12/04 [Tue]
めだかボックス アブノーマル 第8話「泣くところなんて見たくない」
やばい、最近の連載を読んでるとどんどん贄波が好きになっていく。なにあのウザウザしい感じ。癖になる。いまのところ、めだかキャラでは人吉(母)と阿久根先輩に次いでお気に入りかもしれません。
そんなこんなで第8話。めだかちゃんが連れ去られ、助っ人としてチーム負け組の皆さんが登場。みんなで言うセリフも揃っていなくてダメダメ感満載です。対するは、十三組の十三人“裏の六人”。ヴィジュアル的にはめだかボックス随一の湯前ちゃんも喋っちゃいます。まぁ、彼らはモブもモブ、時間稼ぎにならない雑魚面子なんですけどね。いよいよ、球磨川の足音が聞こえてくる感じでしょうか。
仲間のピンチにかつての敵が駆け付けるという展開がいかにもジャンプの王道で。それでいて、宗像先輩たちの寝返るのが早すぎるというお約束を逆手に取ったギャグも西尾維新らしい。最近思ったのですが、こうしたジャンルにおける立ち位置に自覚的な作品を書くところは、やっぱりミステリ出身者だからこそなんでしょうね。メタミステリとかアンチミステリの方法論に近い気がします。
西尾維新からミステリに入った自分としては、もっとミステリを書いて欲しいんですけれど。そのへんは明日発売の『メフィスト』に掲載される新作に期待しておきましょう。
というか、「探偵都市伝説」や「哀川潤の失敗」(むしろ『緋色の英雄』?)も単行本化していないのにまた新作なのか。
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