fc2ブログ

積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

Entries

映画『ディープ・ブルー』

ディープ・ブルー [Blu-ray]ディープ・ブルー [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-10-06
売り上げランキング : 11609

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

★★★★☆
自然は過酷だが、人の残酷さには及ばない。
私たちは訳のわからないままに厳しい状況に突き落とされる。
だが、それはもっと酷いことにもなる。だからこれ以上、いがみ合うのは止めるんだ。

太平洋上に建造された、海洋医学研究施設(アクアティカ)。そこでは、凶暴なマコシャーク(青鮫)の脳組織から新薬を製造する研究を行っていたのだが、研究を急いだスーザン博士が鮫のDNAを操作したために、サメは巨大化し、高度な知識を持つ新種と化してしまったのだ! やがて、人類と同様の知能を備えた巨大ザメは殺戮ゲームを開始。折しも海上は激しい嵐に見舞われ、海の孤島となった研究所では人類とサメとの死闘が始まる!! (1999年 アメリカ)


 ブルーレイもそれなりに普及してソフトの値段も下がってきたようだし、このブログもここらでAmazonへのリンクをDVDからブルーレイへと変更していこうかなぁ、と。
 そんなこんなで地上波で放送されたものを録画視聴。『ディープ・ブルー』といえば大ヒットした海洋ドキュメンタリーでお馴染みのタイトルですが、モンスター・パニック好きにとってはこの『Deep Blue Sea』こそが『ディープ・ブルー』なのです。
 『ジュラシック・パーク』や『アナコンダ』といった超有名作を除くと、この手のジャンルでは『ザ・グリード』に並んでテレビでの放映頻度の高い作品で、次いで『ジェヴォーダンの獣』、『レリック』あたりでしょうか。私も既に結構な回数を観ているのですけど、何度観ても楽しめる良作です。

 数多あるサメ映画中でこの作品が独自色を打ち出せている点は、とにかくサメの頭が良く、積極的かつ効率的に人間を責め立ててくる手際の良さにあると思います。なんせ手の内を晒さないように、と備え付けられていた監視カメラを破壊しちゃうくらいですからね。相当なものです。
 こうしたサメとのバトルに加え、崩壊を始める海底基地からの脱出というダンジョン攻略要素、予想外のシーンで予想外の人間が喰われるサプライズ、とこれでつまらないわけがない。ムードメーカーであるコックのプリーチャーの、穏やかながらやるときはやるというキャラクターも立っています。
 いま観るとちょっとCGがしょぼかったりするのは、まあ時代ということで。多目に見てあげてほしいです。


スポンサーサイト



Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

当ブログはリンクフリーです。
お気軽にどうぞ。

カレンダー

03 | 2023/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

ただいまの積読本

現在:456冊                        目指すは未踏の500冊! 最新の15冊を表示。                 冊数をクリックするとすべての積読本を見られます。

ブログ内検索

作家別作品アーカイブ

過去の読書記録はこちらから。 作家名が五十音順に、それぞれシリーズごとに見られます。

評価について

★☆☆☆☆ 破り捨てたい衝動に ★★☆☆☆ うーん。これはびみょ(ry       ★★★☆☆ 普通に面白いです ★★★★☆ 一読の価値アリ ★★★★★ 殿堂入り                ★×4以上は自信を持ってオススメ  ★×5はとりあえず読んでほしい傑作

2014年のベスト5

2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

2012年のベスト5

2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

最近の記事

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

アソシエイト

アクセス解析