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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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ティモシイ・ザーン『スター・ウォーズ 生存者の探索(下)』

スター・ウォーズ 生存者の探索〈下〉 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)スター・ウォーズ 生存者の探索〈下〉 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)
ティモシイ ザーン Timothy Zahn

ソニーマガジンズ 2004-10
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★★★☆☆
では、チス・アセンダンシーとハンド帝国に戦いを仕掛けるとどうなるか、ヴァガーリに見せてやるとしよう
アウトバウンド・フライトに乗り込んだ調査団は思いがけず、生存者と遭遇した。地中深く埋もれた6隻のドレッドノート艦にコロニーを築いた生存者とその子孫たちは、皆一様にジェダイを憎んでいた。閉ざされた世界で真実を探るルークたち。しかし、チス、帝国軍501部隊の一派、新共和国大使を名乗る男、かつて探検隊に救われたジェルーンの生き残りなど、調査団に参加した者たちはそれぞれの思惑を胸に秘めていた……。


「アウトバウンド・フライト」二部作 第1作。
 べ、別に忘れてたわけじゃ(ry ということで下巻の感想をば。
 現状の統治体制を維持したいと考えるアウトバウンド・フライト・コロニーの運営評議会たち、艦内に蔓延るジェダイへの猜疑心、侵攻するヴァガーリの軍勢。とっくに打ち捨てられていたと考えアウトバウンド・フライトに乗り込んだジェダイ、新共和国、ハンド帝国、チス、ジェルーンの混成調査団は、思わぬ問題に直面し、万全といえない状況での対処を迫られることになります。

 下巻のみどころは通商連合の遺物・ドロイデカVSルーク&マラの決闘でしょう。『EP1』に初登場し、ジェダイたちを圧倒した最強のドロイドが長い時を経て、ルークたちニュー・ジェダイ・オーダーの前に立ちはだかる。SWファンであれば、一度は夢見たドリームマッチであるハズです。しかも、このドロイデカが強いのなんのって。
 作中では新三部作の時代にあれほど流通していたバトル・ドロイドが旧三部作でまったく出てこなかった理由が設定補完されているのですが、このドロイデカ無双を見る限り、帝国軍にマグナガードあたりが配備されていたら冗談でなく銀河の情勢が変わっていましたね。
 まあ、仮にも元共和国が敵方の主戦力を自衛に使うのはどうかとも思いますが。

 かつてアウトバウンド・フライトの中で何があったのかを具体的に明かさず、その解明を当時まだ未発売だった『外宇宙航行計画』に投げてしまった構成なので単体としての読み応えはいまいち。
 ティモシイ・ザーンは以前に「銀河の危機をベンとスローンのクローンが救う話」を書きたいと述べていたそうで、含みを持たせたラストも今後の“ザーンSW”への布石っぽいです。
 とりあえずは「ハンド・オブ・ジャッジメント」の第2作『Choices of One』が訳されるのを待ちましょう。

 ちなみに現在、積読している「SW」はこれが最後の1冊でした。新しい本を買い出しに行くまではしばらくお預けです。幸運なことに、わが町の図書館には問題作といわれる絶版本『侵略の惑星』(『EP4』と『EP5』の間のストーリー)が入っているようなので、借りて読むかもしれません。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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