積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『スネーク・フライト』

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★★★★☆
ハワイのオフロードをバイクで走っていたショーンは、偶然、大物ギャングのキムが検事を殺している現場を目撃してしまった。目撃者を消すため組織の魔の手が迫るが、ショーンはFBIエージェント・フリンの助けで危機を脱する。そしてショーンはフリンの護衛のもとロスへと向かい、キムの悪事を証言することに。2人は民間の航空機へと乗り込むが、それを察知したキムは、航空機に“暗殺者”――大量の毒ヘビを送り込むのだった。 (2006年 アメリカ)


真夏のモンスター・パニック特集 第2弾!
 サミュエル・L・ジャクソン主演のパニック・サスペンス。ジャンル内ではサメと並んで根強い人気を誇っているヘビものですが、本作に登場するのは『アナコンダ』や『パイソン』のような大蛇でも、遺伝子操作の末に生まれた凶暴なヤツらでもなく、あくまでも普通の毒ヘビです。「一匹の大蛇より無数の毒ヘビ」とでも言いたげに、バッグの中からトイレの便器まで、兎にも角にもヘビ、ヘビ、ヘビ! 質より量の精神で“空飛ぶ密室”を我が物顔に這い回ります。
 マフィアが証人を消すために飛行機の中に大量のヘビを投入するという、いかにもB級すぎるおバカな設定ながら侮るべからず。これがなかなかに出来が良い。

 限られた空間で逃げ道が失われる中、じわじわと攻めてくるヘビたち。逃げ惑う乗客たちによって引き起こされるハプニングの数々。同時並行的に進行する地上での捜査と救援手配。制御を失った飛行機を墜落させずに飛ばし続けなければいけないというスリリングさ。ただのモンスター・パニックで終わらず、これらの要素が加わって、物語をいっそう盛り上げます。登場人物たちのキャラクターが立っていて群像劇ちっくな描き方がされているところ、ハッピーエンドで終えるところも好感度高し。
 超A級のハリウッドアクションにも通ずる、クライマックスの思わず「ありえねー!」と言いたくなる展開も勢いで突っ切ってしまうパワーがこの作品にはあるのです。サミュエルがぶちキレて、いっきに反撃の狼煙が上がるあたりの脳筋さには笑いましたね。兎にも角にも面白い。
 最後の最後、安心し切ったところでちょっとしたサプライズもあって、“A級”モンスター・パニックと呼ぶに相応しいレベル。一般人の鑑賞にも充分耐えうる作品です。オススメ。


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プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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2014年のベスト5

2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

2012年のベスト5

2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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