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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』

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★☆☆☆☆
不思議じゃないかもよ。人間のせいで極地の氷は溶けてるもの。ある意味、天罰かも。
アラスカ沖チュトコ海にて行なわれた航空ミサイル軍の極秘実験。その影響で万年氷が崩壊し、二体の巨大生物が出現。海洋学者のエマは、それが150万年前に絶滅した最大のサメ“メガロドン”と、巨大なタコである事を突き止める。長い眠りから覚めた怪物たちは世界各地の海域で大暴れし……。 (2009年 アメリカ)


「メガ・シャーク」シリーズ 第1作。
 地上波で放送があったので録画視聴。うっわ、久々にキツいやつがきたなぁ(褒め言葉)
 こういう作品を観ると、身の程を弁えるってつくづく大事だなと実感します。やりたいこと、表現したい画はおおよそ見当が付くけれど、それを実現させるだけの技術と予算とが絶望的なまでに届いていないために、とにかく酷いとしか言いようのない映像が繰り広げられれる。冒頭の氷河が崩れる場面の無駄なCGからして既に地雷臭がハンパないもん。ここでムリ!と感じた人は本編に入る前に引き返せるのである意味では親切な仕様ではありますが。
 それにしても、遥か上空を飛行中の旅客機にメガ・シャークが跳びつき、食らいつくシーンはこの手のモンスター・パニックの中でもそうそうお目に掛かれないレベルのやばさですね。どんだけジャンプしてるの。それ以前に海中から見えたの!? てか、デカっ!! CGちゃっち!! ひとつのシーンにどれだけツッコミを入れさせるのかって話ですよ。もはやこれ、狙って笑わせに掛かってきているんじゃなかというくらいの衝撃です。思わず巻き戻して3回ほど見返しちゃいました。

 まあ、基本的にツッコまなければやっていられない映画なので、これで正解なんですけどね。ジェット機よりも泳ぐのが早い無茶設定。いつの間にやら入手できているフェロモンの材料。そもそもエロシーンでフェロモン作戦を思いつくとかテキトーすぎ。登場する日本人が明らかに日本人じゃない。ヒロインが美人じゃない。どこかのドキュメンタリーから拝借したらしい画質の異なる大自然映像。CGクオリティが並みのゲームよりも低い。おまけに何度も使い回す。タコとサメの格闘シーンが薄暗い上に対象物が無いのでミニマムにしか見えない。ゴールデンゲートブリッジ破壊の意味のなさ。エトセトラエトセトラ。
 驚異的なのは、これだけ挙げてもまだまだ全体の一部分でしかないことです。本作に比べれば、同じメガロドンものの『ディープ・ライジング コンクエスト』なんか100億倍は真面目でまともな映画でしょう。
 その癖、ところどころでカットバック演出を入れたりして、やたらとスタイリッシュに見せようとするところがまたムカつきます。こんなクソ映画をつくっておいて、何を洒落たマネしてるんだよ!と。

 メガ・シャークについては尤もらしく正体考察をする割に、ジャイアント・オクトパスに関してまったく説明を加えない投げっぱ加減とかね。これ、元ネタはクラーケンだと思うのですが、リアルでそれっぽい巨大ダコがきっといなかったんでしょうね。イカにしておけば良かったものを。
 まあ、全編通して笑って観られるぶん、つまらなくはないです。モンスター・パニックの最底辺は本気で何をやっているのかわからないレベルのものがありますしね。『マンモス』とか『プレデターX』とか『フィースト3』とか。ただ、これを面白がって見られる人間は相当少ないことは確かなので、もしも気の迷いでこれから観てやろうじゃないかと思っている人がいたら、それなりに覚悟はしておいた方が良いです。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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