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映画『劇場版 ポケットモンスター ベストウイッシュ! ビクティニと白き英雄 レシラム』

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★★☆☆☆
このテイストは見たことあるぞ
イッシュ地方を旅するサトシとピカチュウ、アイリス、デントたちは、「大地の剣」と呼ばれる城を中心に広がる街、アイントオークにやってきた。この街は、かつて「大地の民の王国」として栄えていたが、現在は衰退してしまっていた。サトシたちは、アイントオークの収穫祭に参加し、そこで人やポケモンにふしぎなパワーを与えることのできる幻のポケモン・ビクティニに出会い、仲良くなる。王国復活を願う大地の民の末裔、ドレッド・グランギルは、ビクティニのパワーを利用し、「大地の剣」を動かそうとたくらむが、その影響により、アイントオークはかつてない異変に巻き込まれてしまう。果たして、サトシたちはこの街の危機を救えるのか?ビクティニの運命は? (2011年 日本)


「ピカチュウ・ザ・ムービー」第15作。
 地上波で放送があったので録画視聴。昨年の劇場版は『ポケモン』史上初、2タイプ同時上映ということで、今回は事前のネット投票によって『レシラム』が放送されましたが、関東地方では8月10日(金)に第14作目に当たる『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』も放映されるようです。こちらも要チェックですね。
 アニポケも早いもので15年目に突入。劇場に行かない私は毎年毎年、この時期に行われる前年度の作品の地上波放送を密かな楽しみにいるのですが、本作もまた予想に違わずというか何というか。夏を感じさせる劇場版クオリティの超絶作画に伝説ポケモン大暴れ、あってないようなストーリーと、いつもどおりの『ポケモン』映画でした。

 確かに、リンゴちゃんなビクティニはめちゃくちゃかわゆいです。マカロンを食べて至福の表情を浮かべている姿とか堪りません。昨年はゲスト声優としてビクティニ役に水樹奈々を起用。お客の呼び込みに旬な芸能人を使うことが定番化している『ポケモン』だからこそ、水樹奈々がキャストに名を連ねているということはそれだけ一般人への訴求力があることの証明でもあるわけで。「HAPPY★LESSON ADVANCE」なんかを観ていた自分からすると非常に感慨深いです。映画のポケモン役にスフィア、TVシリーズの方には喜多村英梨や中島愛を出している頃だし、そろそろ田村ゆかりが来ても良い頃じゃないんですかね? できればクチート役で。
 いつもより前髪を重めに描いていたのか、アイリスもTVの3倍増しで可愛かったです。ポケモンたちもレギュラーの手持ちは勿論のこと、チョロネコが木の実の皮を剥いていたり、チラーミィが食事の前にしっぽで拭き拭きしていたり細かい描写にまでよく気が配られています。

 なのに、この脚本のダメダメさ加減といったらないでしょう。
 ドレッドが母の夢を叶えるために荒れ果ててしまった大地を蘇らせたい気持ちは、まぁわからなくもないです。ただ、別に悪人でもない彼がビクティニの命を犠牲にしてまでそうしたアクションを起こす必然性があるかといえばそうでもないし、暴走したドレッドがゼクロムを従えて邪魔者であるサトシたちを排除しようとしていますが、そもそも「理想のためには犠牲も必要云々」などと問答する前に、城を動かしたことで龍脈に異常を来している旨を伝えればそれで済む話ですよね。何度も言っているように本作のドレッドは決して悪人ではなく、どちらかといえば善人寄りの人間なのです。耳を貸さないわけがない。それなのに、彼らは何を無駄に争っているのかと。
 空を飛ぶ城にサトシが閉じ込められてしまったシーンにしても、寒ければ手持ちにポカブという炎ポケモンがいるのだからひのこでも何でも使えば良いのに、そうはしない。6匹フルに使って脱出を試みようともしない。

 挙句の果てには『ダークライ』でもやったようなオチを始めとした既視感のあるキャラ配置とストーリーライン。ラストのデントのセリフは悪いジョークのようです。毎回書いているようで申し訳ないのですけど、アニポケスタッフは本当にこれで良いわけ?
 いくらなんでも伝ポケ配信に胡坐を掻きすぎです。そりゃあ、いくら内容がクソでもお客は入るでしょうよ。でも、映画ってそういうものじゃないんじゃないの。ましてや子供向け映画なんだから、大人向け作品以上に子供たちの心に一生残るような作品を作っていかなくちゃ。
 あまりにも手抜き。あまりにもおざなり。ある程度大目に見られる15年来のアニポケファンの意見でこうですからね。今年の『ケルディオ』も予告を見る限り期待はできなさそうだし、本気で考えを改めてほしいです。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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