2009.08/06 [Thu]
映画『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! ファイナル・カット版』
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★★★☆☆
悪いけど時間は消させない
宝石泥棒に憑依したイマジンを追って、過去の世界に向かった良太郎たち。しかし、それはデンライナーを奪うために仕組まれた罠だった。首謀者は、時の列車ばかりを狙う強盗集団の首領・牙王。彼は“神の路線”を走り、すべての時間を支配できるという神の列車を手に入れるため、オーナーたちを人質にデンライナーを過去へと走らせていく。残されたのは良太郎、ハナ、モモタロス。しかも良太郎は今まで電王として戦っていた記憶を無くし、モモタロスは憑依できなくなっていた。さらに10歳の良太郎とも遭遇。一行は桜井侑斗の助けを借り、ゼロライナーでその後を追う。
劇場版『仮面ライダー電王』 第1作。
今やすっかりお馴染みとなった同時変身の複数電王や、イマジン外出、電王ウィング・フォームが登場したり、と当時は結構新鮮でした(いや、今観ても充分に面白いのですが)
物語としては『電王』という作品の“はじまり”に位置します。小太郎こと10歳の良太郎はこの冒険を通して正義の味方=モモタロスのイメージを得、後にテレビ第1話でイマジンに憑かれたとき、改めてモモタロスの姿をイメージしたわけです。だから、『俺、誕生!』ってタイトルなんですね。
『電王』の物語は時間ものだけあって、こういった現在から過去に飛んで起こった出来事が、結果的に現在の自分を形づくっている、というのが多く、そこが面白いところでもあります。
『俺、誕生!』が良太郎の“はじまり”で、『鬼ヶ島の戦艦』が侑斗の“はじまり”の物語。ギミックも効いている『鬼ヶ島の戦艦』の方が好きですけどね。
しかし全然関係ないけれど、『超・電王』シリーズの最後にはハナさんがもとの姿に戻ってくれるのかなぁとか大きなハナさんを感慨深く眺めていた1時間半でした。
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