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積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

Category [ネオ・ウルトラQ ] 記事一覧

ネオ・ウルトラQ 第7話「鉄の貝」

 冒頭の入り、海中から意味深に砂浜に乗り上げてくるカメラワークがいかにも怪獣映画ちっくで、否が応にも期待値が上がります。事実、これまでの7話の中では最も怪獣成分の高い、「ウルトラシリーズ」らしさのある一篇でした。 そうはいっても、そんなところにも風刺を交ぜてくるのが『ネオ・ウルトラQ』。大量発生したガストロポッドと火山帯の因果関係がわからぬまま、声の大きな学者に流される形でとんとん拍子に駆除が決まっ...

ネオ・ウルトラQ 第6話「もっとも臭い島」

 ようやっと、全「ウルトラ」ファン待望の巨大怪獣モノ。といっても身長が8メートルと『ウルトラマン』に登場する怪獣たちよりも随分と小さめに設定されているのが人間主体の『ウルトラQ』らしいです。確かオリジナル版のゴメスが10メートルでしたよね。仮にセーデガンが後々「ウルトラマン」の方に輸入されることになれば、セーデガン(S)となりそうです。 無人島に漂着した優希がそこで出逢ったのは、醜悪な見た目で悪臭を放...

ネオ・ウルトラQ 第5話「言葉のない街」

 50年前に発明された人造人間エピゴノイドは人の心を透かし見ることができ、それ故に人を愛することができない。何故ならば、愛とは相手の「わからない部分」に惹かれることだから――。 と、いうわけで第5話は言葉を話さない万能アンドロイド、エピゴノイドが登場。エ・ピ・ゴ・ノ・イ・ド、エ・ピ・ゴ・ノ・イ・ド(ゴーバスターズ風に) 愛ってなんだ?と訊かれたら、ためらわないことさと答えてしまうのが特オタの性ですが、...

ネオ・ウルトラQ 第4話「パンドラの穴」

 かつて研究のために恋人すらも実験台にしてしまった黒木。ふと目が覚めるとどこか見知らぬ穴の底にいた彼は、闇の中でこの世の災厄の塊であるマーラーにその蓋を開けろと唆される。概要はたったこれだけで、自らが完全な姿になるためにあの手この手で黒木を籠絡しようと企むマーラーと人間の本性、科学の発展に伴う犠牲をどう捉えるのかを延々と問答するというお話でした。 ううむ、これはちょっとマズいんでないかい? ストレ...

ネオ・ウルトラQ 第3話「宇宙から来たビジネスマン」

 怪獣モノを2編続けてやったので、今週は宇宙人との対話を中心とした変化球エピソードです。地球の「美」を買い付けるため、宇宙からやって来たヴァルカヌス星人。美しい容姿を手に入れる対価として身柄を確保されてしまった美樹さんを取り戻すため、主人公チームが奮闘します。 ヴァルカヌス星人はいわゆる着ぐるみ系ではなく、『スタートレック』に登場するような特殊メイクタイプのヴィジュアルで、見た目にもリアリティがあ...

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プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

当ブログはリンクフリーです。
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2014年のベスト5

2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

2012年のベスト5

2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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